iMacがスリープさせると復帰とスリープを繰り返してしまう。
そんなmacOS不具合の改善事例を紹介します。
こちらはIntelチップ搭載のMacについての情報になります。
目次
iMacがスリープとウェイク(復帰)を繰り返す場合の対処
同じ症状の方のために先に今回の対処方法をご紹介します。
SMCキャッシュクリア(ロングバージョン)
ロングバージョンとは一晩寝かせるくらいの気持ちで。
通常のSMCリセットは30秒ほどになりますが、今回は僕に思うところがあり一晩電源ケーブルを抜いた状態で放置していただきました。
その結果、
直りましたーーーーーー!
SMC一晩放置が効いたみたいですね。
サトシさんありがとうございました。
今度、なんか奢らせてください。— たかはん (@takahan24) 2018年11月30日
SMCリセットについてはこちらの記事をお読みください。
問題の切り分け方法について説明します。
iMac不調における問題の切り分け方法
あらためて、相談者はたかはんさん
iMacをスリープさせると、解除とスリープを繰り返す。
PRAMやSMCリセット、OS再インストールしても直らないけど、 ひょっとして、また、キーボードになんかこぼしたっぽいのが原因かな?
たかはんさんは永くMacを利用されているベテランマカー(マックユーザ)です。
ですので一通りのリカバリ手順を試した上での話でした。
Macの不調はたかはんさんが試した通りのやり方でだいたいは解決できます。
こちらの記事で復旧方法を確認ください。
- OSの再インストール
- キャッシュの削除
- SMCのリセット
を試したのであれば、
ソフトウエアには問題がないと思われます。
iMacについている外付け機器を外してみよう
本体に接続している機器を全て外して、さきほどのリセット手順をおこなってみましょう。
キーボードやマウスがBluetooth接続の場合は切断。
同時に外すと操作できないので片方ずつ試してみるとよいですよ。
機器を外して不調が直った場合は該当機器を買い換えましょう。
ハードウエアテストで故障を調べる
Macには「Apple Hardware Test」という機能がついています。
2013年6月以降に発売されたMacは「Apple Diagnostics 」を使います。
どちらもMacの電源をオンにしてからすぐにキーボードのDボタンを押し続けることでスタートします。
このテストで何かしら以上がみられる場合は、アップルのサポート(アップルケア)にMacをみてもらうことを推奨します。
アップルケアについてはこちらの記事をお読みください。
たかはんさんのiMacはソフトウエア、ハードウエア共に問題がなさそうでした。
では、なにが、、、、
MacのSMCリセットを疑ってみる
アップルの公式サイトでは、SMCのリセットは
「電源コードを外した後、15 秒間待ちます。」
とあります。
しかーし!
なんかいもSMCをリセットしてきた僕は1つ気づいたことがあるのです。
数十秒電源を抜いた時と、
一晩抜いたままだったときの「違い」に。
そんな大げさなものではないのですが、一晩寝かせた時は
サウンド設定のチェックが外れるのです。
これは明確にリセットの範囲がちがうなと思ったわけ。
ということで、たかはんさんには一晩電源を抜いて寝かせてもらうことにしました。
それで症状は改善。万歳です。
Macは必ずTime Machineでバックアップを
Macのトラブルによってリカバリーができなくなることがよくあります。
Time Machineでかならずバックアップを取っておきましょう。
そうすればたとえSSDなどストレージが壊れたとしても復旧が可能になります。
外付けのHDDは現在は安いので1台しっかりしたものを持っておきましょう。
ポータブルサイズのHDDでも大きな容量のものがでていますのでぜひ探してみてください。
僕はこちらのIO-DATAさんのリーズナブルなHDDを使っています。
iMacに限らずmacOSの不具合やトラブルは多岐に渡ります。
問題の切り分けができれば改善に大きく近づきますので
切り分け方法を押さえておくといいですよ。
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