iMacなどデスクトップMacにはFusion Drive(フュージョンドライブ)が標準で搭載されています。
Fusion Driveとは、SSDとHDDとを組み合わせて一つのボリュームとして認識させる新技術ハイブリッドストレージです。
この記事ではFusion Driveの特徴とiMacに搭載されたFusion Driveについて紹介します。
ちなみに、iMac 2020 27インチもでるではFusion Driveの設定がなくなってデフォルトでSSDストレージになりました。
目次
iMacのFusion Drive特徴
iMacに搭載されているFusion DriveはSSDの高速性とHDDの大容量を兼ね備えたいいとこどりのストレージです。
頻繁に使うファイルはすばやくアクセスできるように自動的かつ動的にフラッシュストレージに移動し、
その一方で、あまり使わないファイルは大容量のハードディスクに移してくれます。
そのため、短時間ですぐに起動してくれるし、
普段の作業スタイルをシステムが学習していくに従い、
アプリケーションの起動やファイルへのアクセスにも時間がかからなくなります。
頻繁に使うファイルはSSDへ移動してくれるっていうのはすごい!
iMacのFusion Driveはどうなってる?
対象は僕が所持しているiMac 5K Fusion Drive 1TBモデル(2017)を対象に見ていきます。
1TBのHDDと32GBのSSDが組み合わさったストレージとなっています。
32GBのSSD
32GBのSSD
32GBのSSD
少なくない????
と皆さんも思いましたね?ね?
そうなのです。HDDが1TBもあるのにSSD部分がコスト削減のためか32GBしかないのです。
(あとでしらべてみると実際はシステム領域があるので使えるのは28GBでした)
Fusion Driveのいいところである「頻繁に使うファイルはSSDへ移動」がどれくらいの量に当たるのかによっては32GBをあふれるのではないかと思ってしまいますね。。
ちなみに2TBモデルのSSDは128GBなのでこちらにすれば心配はいりませんが、
少々高くなってしまいます。
はじめてFusion Driveが登場した時のiMac2014では128GBだったようですが現在のiMacは1TBモデルだとSSD部分が32GBなのです。
2020モデルで廃止された利用がなんとなくわかりますね。
できればカスタマイズでSSDストレージを選びたい
iMacの大きな画面を選ぶ方は、おそらく動画やWeb制作など行う方が多いかと思います。
SSDは空容量が少ないととたんに重くなる性質もあることから
高速性を保ちたいのであれば初めからSSDストレージにしておくほうがよさそうです。
512GBのSSDへの変更で+20,000円。
動作のもっさり感をくらうくらいなら決して高くない投資だと思います。
どのiMacがよい??
僕の結論としては、
iMac 5K 27インチのSSD512GBカスタマイズがベターかなと思います。
高スペックである必要がないのであればFusion Drive 1TBでも全く問題はありません。
その他、検討すべき事項については良かったらこちらの記事をお読みください。
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